2026今年の干支・2027来年の干支・干支(十干・十二支)について

2026今年の干支は「丙午(ひのえ うま)」

今年の干支は「丙午(ひのえ うま)」
2025年・令和8年の干支は「丙午(ひのえ うま)」です。干が「丙」で支が「午」。60の「十干・十二支」の組み合わせの内、43番目の干支です。「丙」は十干の3番目、「午」は十二支の7番目。

「丙午」は草木の新しい芽が吹き、葉が広がる状態を示す年だそうです。「乙巳」で終局を迎えた古い事象に変わって、新しい方向性が示されるというようなことでしょうか? 陰陽五行説では強い「陽の火」が2つ重なった干支で、世相も人も活発に動く暗示があります。日本ではこの干支生まれの女性に関して根強い迷信があり、出生率にも大きな影を落としてきました。さすがに、21世紀ともなれば馬鹿げた迷信は衰退するでしょう。

一方で、「丙午」の年は社会の枠組みが強固になる暗示もあるそうで、やや窮屈な法規制が始まるかもしれません。因みに過去の丙午の年には、鉄道が国有化されるなど、近代国家の骨格が急ピッチで形成されていきました。

丙午は太陽を象徴するそうですが、海王星が発見されたり、ビートルズが来日したり、どちらかというと「星」や「スター」に縁がある感じです。アカデミックな出来事も多く、ニュートンが万有引力の法則を発見し、モーツァルトのフィガロの結婚やシェイクスピアのマクベスが初演されています。

2027来年の干支は「丁未(ひのと ひつじ)」

来年の干支は「丁未(ひのと ひつじ)」
2025年・令和9年の干支は「丁未(ひのと ひつじ)」です。干が「丁」で支が「未」。60の「十干・十二支」の組み合わせの内、44番目の干支です。「丁」は十干の4番目、「未」は十二支の8番目。

「丁未」は草木が成長し、繁茂する状態を示す年だそうです。「丙午」で示された新しい事象が完全に定着するといったことでしょうか? 陰陽五行説では穏やかな「陰の火」と「陰の土」が組み合わさった干支で、合意と協調、対立の解消、表面的な平和を暗示しています。丙午のような激しい動きはなく、内に秘めた闘争心や深い洞察力が世相を静かに動かしていきます。

一方で、「丁未」の年はグループ化や団結・統合の暗示もあり、合併や条約の締結、枠組みの整備などが起こりやすいと言えます。因みに過去の丁未の1907年には、英・仏・露の三国協商が成立し、イラン・アフガニスタン・チベットが対ドイツの体制を固めました。日本でも第一次日露協約が締結され、外交の転換点を迎えました。また、1967年には5大陸を結んだ世界初の衛星参加型テレビ番組が放映されています。

「丁」は穏やかながら「火」の気象を持ち、野火のように広がる「ブーム」にも縁があります。「丁未」の年にはウルトラマンシリーズやグループサウンズ、ミニスカートなど世相を象徴する「ブーム」の固定化が見られました。

「干支」とは?

「干支」とは「十干・十二支」
「干支」は「えと」と読みます。

「干支」とは古代中国の思想「陰陽五行説」が起源となる暦法の一つで「十(○じっかん・×じゅっかん)」と「十二(じゅうにし)」を組み合わせたものです。

十干・十二支

年賀状のデザインを作る側では既に今年(2026年・令和8年)の干支「午・馬」から、来年(2027年・令和9年)の干支「未・羊」への切り替えが始まっています。ここで「午」と「未」を「干支」と書きましたが、実はこの表記は正確ではありません。

「午」や「未」は「十二支」に属し、「干支」の「支」を表します。十干「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」と十二支「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」のそれぞれ一つずつをセットにしたものが「干支」になります。
この組み合わせは60通りあるので、同じ干支が巡るには60年かかるわけです。60歳を「還暦(かんれき)」と呼ぶのは誕生から干支の暦が循環したことを示しています。

陰陽五行説

「陰陽五行説」は暦であると同時に、森羅万象を統括する思想哲学の集大成でもあります。カレンダー、時間、気象、誕生日占い、相性占い、健康、医療など生活の至る所に使われています。

「陰陽五行説」では全ての事象は5つのエレメント「木・火・土・金・水」で構成され、それぞれ「陰」と「陽」の性格を持ちます。
陰陽五行説
「木・火・土・金・水」は相互に影響し合って様々な現象を生み出します。隣り合うエレメント同士「木➔火➔土➔金➔水➔(木)」は「相生」といって生み出し育てる関係にあり、向き合うエレメント同士は「相克」といって抑え込む関係にあります。例えば「木」は燃料となって「火」を持続させる相生関係です。「水」は「火」を弱め消し去る相克関係です。

月の干支・日の干支・干支カレンダー

「今年の干支」「来年の干支」と言いますが、干支は年だけに付くものではなく、月にも日にも付きます。「今月の干支」や「今日の干支」もちゃんとあります。
暦は「陰陽五行説」に基づいた相性からその日の吉凶を占う役割もありました。今でも「干支カレンダー」で自分の一日の運勢を占う人がいます。一説によると星占いよりずっと当たるんだそうです。

「十干」について

十干
十干(じっかん)はもともと1日から10日までの日にちに割り振った漢字で、数字との関わりが強く、実際、ランク付けの代用とされていた時代もあります。「甲乙付けがたい」と言ったりするのはその名残です。

十干の漢字・読み・性質|甲~戊

漢字
訓読み きのえ きのと ひのえ ひのと つちのえ
音読み こう おつ へい てい
五行・陰陽 木・陽 木・陰 火・陽 火・陰 土・陽
対応数字
季節 *土用
性質 健全・正直 保守・安定 存在感・勇気 野心・洞察力 有能・独立

十干の漢字・読み・性質|己~癸

漢字
訓読み つちのと かのえ かのと みずのえ みずのと
音読み こう しん じん
五行・陰陽 土・陰 金・陽 金・陰 水・陽 水・陰
対応数字
季節 *土用
性質 緻密・創作 機知・豪腕 センス・優雅 奔放・吸収力 円満・包容力

*土用とは立春・立夏・立秋・立冬の直前の18日間です。

十干は末尾が「え」か「と」で終わります。「え」は「兄」、「と」は「弟」を表し、陰陽説における陽と陰、+と-の関係です。
さらに、五行説における5つの元素「木・火・土・金・水」に「兄」「弟」2つの干を振り分けています。

「十二支」について

十二支
十二支は12ヶ月に動物を割り当てた暦法です。動物の名前は覚えやすいし、イメージしやすいので十干よりずっと馴染みがあって、現代でも生活に根付いています。

時間・方角と十二支

時間・方角と十二支
昔の日本では十二支が時間や方角の表記に使われていました。

24時間の2時間ずつを十二支が受け持っており、「子の刻」は夜11時~夜中の1時まで、「丑の刻」は真夜中の1時~3時までです。「午の刻」は昼の11時~1時を指しますが、今でも12時ジャストを「正午」と言い、昼前を「午前」、昼過ぎを「午後」と言います。

また、「卯」は東、「酉」は西、「午」は南、「子」は北を指します。南北を結ぶ線を「子午線」と言ったりしますね。

十二支はなぜ、この順番?

十二支がなぜこの順番になったかについては諸説あるようですが、暦を一般に浸透させるために身近な動物を当てはめたというのが有力です。

神様が十二支を決めるため動物たちにレースをさせたという逸話もあって、最初に到着した牛がゴールしようとした寸前に背中に乗っていたネズミが飛び降りてちゃっかりトップを取ったとか、猫がネズミに一日遅い日付を教えられて十二支になれなかったことを怒り未だに追いかけ回しているとか、猿と犬が順番争いで大喧嘩したのを未だに引きずって仲が悪いとか、ネタっぽいオチでまとめられています。

猫も十二支?

日本の十二支には入れなかった猫ですが、アジア圏のいくつかの国では猫も十二支に入っているそうです。でも、猫が入ったのはネズミの位置ではなく、ウサギの位置でした。「卯年」が「猫年」の国もあるんですね!
干支うさぎ➔猫

十二支の順番の覚え方

余談ですが、十二支の順番を覚えるなら、ちょっと節を付けて「ねーうしとらうーたつみーうまひつじさるとりいぬいー」と繰り返すと覚えやすいと思います。一文字の十二支の音を伸ばすのがコツです。

十二支の漢字・読み一覧表

うし とら たつ うま ひつじ さる とり いぬ

十二支にも五行説における5つの元素「木・火・土・金・水」が割り振られています。

干支の一覧 1~60番の順番表

10
甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
甲戌 乙亥 丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳 壬午 癸未
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
甲申 乙酉 丙戌 丁亥 戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥 庚子 辛丑 壬寅 癸卯
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
甲辰 乙巳 丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥 壬子 癸丑
51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
甲寅 乙卯 丙辰 丁巳 戊午 己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥

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