最大限手間を省いた顔乗せ・顔はめパネルのコスプレ素材を活用しましょう! 干支のうさぎ(3人用・4人用)の顔はめパネル、着物と羽織袴(大人2人・子供2人=4人用)と獅子舞(一人用)の顔乗せパネルは、賀詞や背景と一体となった年賀はがきサイズのコスプレ素材です。人数の制限があり自由なレイアウトは無理ですが、作りたい年賀状にうまくマッチした場合は手間が省けて便利だと思いますので活用して下さい。
顔乗せパネルで楽々作る着物と羽織袴・獅子舞コスプレ
神社の鳥居の前に並ぶお正月の晴れ着姿の男女四人。賀詞も挨拶文も既にレイアウト済みの完成版テンプレート「和服コスプレの顔乗せパネル」をダウンロードします。
写真から顔部分だけをキレイに切り抜く方法に従って作成した顔写真を使って解説します。
顔写真のあるファイルを「はがきサイズ」にしておきましょう。
「レイアウト」タブで「サイズ⇒はがき」に設定します。
余白はユーザー設定になるので、「ページ設定」グループの右下隅にある小さな矢印をクリックしてダイアログボックスを開きます。
「余白⇒全て0㎜」に指定します。
「印刷の向き」を「横」にします。
顔写真と同じファイル上にダウンロードした「顔乗せパネル」を取り込みます。
「挿入」タブの「画像(または図)」ボタンから「このデバイス…」をクリックし、素材の置き場所へ移動して「顔乗せパネル」をダブルクリックします。
「顔乗せパネル」が挿入されたら、「位置」を「中央」にしておきます。
「顔乗せパネル」を「最背面」に移動させます。
顔写真を一つずつドラッグして、所定の位置へ移動させれば出来上がり。
獅子舞コスプレも作業は同じです。
「獅子舞の顔乗せパネル」には男性用と女性用があります。
顔写真を適正な位置へ移動させればOK。頭に被る「手拭い頭巾」はお好みで別個にダウンロードして後乗せします。
女性用です。同じく、「紅白の捻り鉢巻き」は別ダウンロードで後乗せ。
顔出しパネル(顔ハメ看板)で楽々作る干支うさぎコスプレ
観光地などによくある「顔出しパネル」式のコスプレ用テンプレです。顔の形に穴が開いていて後ろから顔を出す撮影用のボード。俗に言う「顔ハメ」ですね。あれと同じ仕組みのパソコン用穴開きテンプレートというわけです。
「うさぎ顔はめパネル」には3人用と4人用があります。
写真は顔型に切り抜く必要はありません。別個の3枚の写真を用意して、Wordに挿入して下さい。
証明写真みたいなのでなくてもOK。背景に何が写っていてもテンプレの下に隠れちゃうので、顔部分さえ使えそうな感じに写っていればいいのです。
背景の大きな写真ばかりでお互いの顔部分に浸食するようならトリミングしておきましょう。
写真をクリックして選択すると、「図の形式」または「図ツール-書式」というタブが最上部のメニューに現れるのでクリックして切り替えます。
切り替えた機能の右端にある「トリミング▼」から「トリミング」をクリックします。
写真周囲に現れた太線を内側に狭めて大雑把にトリミングしておきます
「挿入」タブ→「画像(または図)」→「このデバイス…」で3人用の「顔出しパネル」をファイル上に挿入したら、「図の形式」または「図ツール-書式」メニューから、最背面に移動させておきます。
前面に出ている写真画像を一枚ずつ選択し、顔抜きエリアに合わせるように大まかな位置合わせをしましょう。
「顔出しパネル」をもう一度「最前面」に戻します。
後は、それぞれの写真を選択して顔抜きの穴にぴったり合うよう微調整していきます。
クリックで写真を選択するのはなかなか難しい(パネルが選択されてしまう)ので、この作業の時は「オブジェクトの選択と表示」をアクティブにしておきましょう。オブジェクトの欄をクリックすれば目当ての画像が選択されます。
拡大縮小するなら、通常の操作(オブジェクト周囲枠のコーナー〇にポイントしてShiftを押しながらドラッグ)でいいのですが、移動させるときはキーボードの→↑←↓で操作して下さい。わずかな距離なのでポンポンとキーを叩いて調整しましょう。
これで顔出し看板式のテンプレを使ったコスプレは完成です。せっかく作った年賀状の素材を消してしまわないように保存(「ファイル」タブ ⇒ 「名前をつけて保存」)を忘れずに!