- 【切】 切る。ノコギリで切る。
- 【磋】 擦る(する)。ヤスリをかける。
- 【琢】 打つ。槌(つち)などで穿つ(うがつ)。彫刻する。
- 【磨】 磨く(みがく)。磨き上げる。美しく仕上げる。
- 自分磨き(じぶんみがき):自分磨きに専念致します
- 精進する(しょうじんする):これからも精進致します
- 自己研鑽(じこけんさん):自己研鑽に努める所存です
- 励む(はげむ):励んで参ります
- 修羅場を潜る(しゅらばをくぐる):共に修羅場を潜ってきました
- 百戦錬磨(ひゃくせんれんま):百戦錬磨の相手と渡り合って向上できました
- 研鑽を積む(けんさんをつむ):これからも研鑽を積んで参ります
- 場数を踏む(ばかずをふむ):早く一人前になるべく場数を踏みたいと思います
- 好敵手(こうてきしゅ):好敵手に巡り会えて幸運でした
- しのぎを削る(しのぎをけずる):全員でしのぎを削りながらチーム力を高めよう
- 良きライバル:今年も良きライバルとして互いに頑張りましょう
- クラスの仲間達と互いに切磋琢磨し合った日々が懐かしく思い出されます
- 切磋琢磨しながら 友情を深めていきたいと思います
- 負けず嫌いの私達は切磋琢磨しながら互いを高めることができました
- チームメイトのみんなと切磋琢磨しつつも 協調と思いやりを忘れないように心がけています
- 今年も労り合い 励まし合いながら互いに切磋琢磨していきましょう
上司への年賀状、先輩や同僚たちへの年賀状、クラスメートやクラブの仲間への年賀状に使う「切磋琢磨」について、本来どんな意味を持つ言葉なのか、どんな風に使うのか、他の言い回しや類義語、切磋琢磨を組み込んだ例文などをまとめました。
「切磋琢磨」ってどんな意味?
「切磋琢磨」はお互いに高め合う状況を指す四文字熟語です。
「切磋琢磨」の由来
「切磋琢磨」は「せっさたくま」と読みます。
切磋琢磨の本来の意味は、自然天然に生じた原材料に道具を使って精緻な加工を施すことです。
こうした本来の意味を持つ四文字を組み合わせて、「どんなに素晴らしい資質を備えた原石も、人の手で切られ、擦られ、打たれ、磨かれなければ輝かない。同じ目的を持ったライバルたちと競い合い、刺激を受け合いながら向上するものである」という意味の熟語が生まれました。
上の人から教育されるのではなく、仲間たちとの交流の中で互いに影響し合って成長するという意味です。
「切磋琢磨」の使い方
「切磋琢磨」という言葉はひとりで努力している状況では使いません。例えば、「私は夢に向かって切磋琢磨しています」という文章は読み手に違和感を与えます。
この言葉を使うためには、同じ目的を持つ一人以上の他人が関わった状況が必要です。「みんなと切磋琢磨し合う」とか「お互いに切磋琢磨し合う」というように相互関係の中で使われる言葉です。
例えば、「同期の仲間と切磋琢磨してがんばります」というように使います。
「切磋琢磨」の言い換え・類義語
「切磋琢磨」を他の表現で言い換えたい、同じような意味の別の言葉を使いたいという人のための言い換え・類語一覧です。
「努力する」意味の類義語
「経験を積む」意味の類義語
「互いに競い合う」意味の類義語
「切磋琢磨」の例文
まとめ
年賀状にちょっとおしゃれな四文字熟語「切磋琢磨」を使いたい人に向けた記事です。
年賀状に新年の抱負や意気込みを一言添えるとき、「切磋琢磨」を含んだ文章を書いてみましょう。
上司や先生に向けて書く場合は「(仲間・クラスメイト・同僚)と切磋琢磨してがんばります」というような言い回しで書きます。
ライバルや友人に向けて書く場合は「互いに切磋琢磨し合いましょう」というような言い回しで書きます。